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何もない一日じゃないはず

頭をひねれば、なにかは出てくる

美容院での高い壁

雑記

私は髪を切るのが好きではありません。いや、この言い方は間違っています。正確に言うと、「髪はしかるべきタイミングで切りたいと思っているが、美容院に行きたくない」ということです。切ること自体とは別のところに対して嫌だと思っているにすぎません。

では、何が嫌にさせるのか。それは「美容師さんとのトーク」です。

誤解を招かないよう、まず最初に私自身の特性について述べたいと思います。第一に言っておきたいのは、私自身は人と話すのが好きである、ということです。話したくないわけではありません。むしろ美容師さんと話すのは楽しいです。では何が嫌なのか。それは「自分が上手く話せないこと」です。いつも私と美容師さんとの会話は全く盛り上がりません。同じ店内には和気藹々と楽しそうにトークをしている人がいるのにです。あまりに会話がないものだから、その店内の人の会話の内容に関心したりすることもしばしばあります。

無事切り終え帰宅する際にいつも後悔をしてしまいます。「どうして『そうですね』しか言えなかったんだ」「お前の好きなサッカーの話題が始まったというのに」などなど反省点は無数に発生します。何が嫌かっていうとココなんですよ。自分のふがいなさにあきれちゃうんですよね。

で、いろいろ反省しているうちに、美容院を快適にするキーポイントを発見しました。どうすれば後悔せずに髪を切る行事を終えられるのか。自分は何をすれば良いのか。それは「自分から話題を提供すること」です。これができる人は美容院を楽しいと思うでしょうし、できない人は反対に嫌だと思ってしまうでしょう。これが高い壁となって我々の目の前に立ちはだかっています。

会話のスタートにはどちらかが話し始めることが必要です。通常はバラエティ番組のようなMCも居なければ、トークテーマがあるなんてこともありません(トークテーマがあったらいいのにとは何度も思ったことがあります。話すこと自体は好きなので)。一歩踏み出すのはアナタ!(もしくは美容師さん)。なのでどちらかが何かしら言葉を発しなければならないのです。

と、自分で書いていてなんですが、そんなことが分かっていても実行するのは難しい。だから高い壁であるというものですが。なぜできないかというと、「相手がその話題を好んでないかもしれない」と思ってしまうからです。香川が試合に出れない話とか、好きな音楽の話とかをされると、相手は困るのではないか、と考えてしまうのです。美容師さんは、サッカー全く知らないから返しムズイわとか、音楽ちょっと前で止まってるからハズい言いたくないとか考えてるのでは?と勘ぐってしまいます。だからトークテーマが欲しいんですよね。これについて必ず話すこと!とか言われたら、嫌でもそういうものだと納得してくれるでしょうし。

要するに、美容院で上手くしゃべれない人は、話したくないわけではなくて、相手のことを気遣いすぎることによって美容院に行くのを嫌になってしまうのです。思いやりのココロはきちんと持っています。それが過剰なだけです。人見知りってことです。

 

会話をするには必ず相手が必要です。自分一人ではできません。つまりとても価値がある行為なのです。自分一人がどんなに頑張ったってできないものなのですから。会話ができる絶好のチャンスである美容院の時間を有効利用し、楽しく思える日が来るよう次回は頑張ってみます。