おれの人生、どこで間違ったんだ
「おれの人生、どこで間違ったんだ」
と思ったこともあるでしょう。
私自身、学生の頃になんとなく描いていた自分の将来像と今現在の姿はとてもかけ離れています。
昨年の大河ドラマ『いだてん』で、主人公まーちゃんが政治利用されるオリンピックを見て「どこから間違えた」というシーンがありました。
人生においては様々な決断が求められます。
進学、就職、結婚等のビッグイベントはもちろん、会話、ご飯、買い物等の小さな決断まで、決めなければいけないことはたくさんあります。
ゲームのようにセーブもできない一度きりの人生ですから、その都度どれが良いかを考えて決断を下します。
もしかしたら自分の選択は最良ではなかったのかもしれません。
私はたくさんの後悔があります。
「おれの人生、どこで間違ったんだ」と考えると、「あそことあそこ、あとアレもだな」と思い当たる節がたくさんあります。
様々な決断の末たどり着いた現在まで、良かったなと思えることもありました。
今の精神、考えを持ったまま過去にタイムスリップすればその時の判断を変えることができるでしょうが、ただ単純に過去に戻ってもう一回あの時の決断を考えてみる、なんてことをしてみても結局その時の判断材料は一つも変わっていないのですから、同じ人生を辿ることになるでしょう。
とても悲しい?話ですが、今のこの現状はなるべくしてなった運命なのです。
選択を間違ったのではなく、将来後悔するような決断をするべくしてしたのです。
「変えられるのは未来だけ」そうよく言われます。
未来なんて変わって当然だろとも思いますが、さらに将来の自分が「おれの人生、どこで間違ったんだ」と思うことが少なくなるよう、悔いのない決断をしていきたいものです。
では自宅にずっといて時間を持て余しているのでこれから寝ます。
「なんで寝たんだ」と後悔するかもしれません。