何もない一日じゃないはず

頭をひねれば、なにかは出てくる

レジ列チョイシング

スーパーではいつも考える「俺はどこに並べばいいのか」。しかもこの判断にはスピード感も必要だ。考える時間が長くなってしまえば、後ろに着こうと思っていた列に他の人が入ってしまうからだ。では、何に注目して並ぶべきレジを決めたらいいのだろう。

 

まず、店員側に注目する。速いのは「レジの中に2人いる」こと。おそらくは片方が新人さんで、その補助としてベテランの方が入っていることが多いこの状況。いくら片方が新人さんと言えど、2人であることはものすごく大きなアドバンテージである。片方はバーコードを読み取り、もう片方は支払い対応をする。つまりはひとつのレジで2人の客を相手にできるのだ。ひとりレジの場合は新人さんであるか否かだけが大事であって、ベテランになると熟練度に大きな差は生まれないので誰でもいいだろう。

次に、客側に注目しよう。明らかなのはカゴの中の商品の量。多ければ時間が掛かってしまうことは仕方がない。そして気をつけたいのは高齢者の方。支払いの際に小銭を一生懸命払おうとして遅くなったり、店員さんと会話をする人がいるからだ。また、スマホをいじっている若者もやっかいだ。お前の番が来てるっていうのに支払いの準備をしないのはどうして!?と怒りたくなる。これは本当にイライラするから気をつけたい。

 

ここで私のレジ高速完了技術をお教えしたい。私は自分がレジが遅い客の後ろに並んでしまった時にイライラしてしまうことを考え、「自分こそはレジが遅い人になりたくない」と誓い、会得した技術である。皆様もぜひ参考にしてもらいたい。

1 並んでいる時に小銭チェックをする

スーパーのレジの場合、自分の番が来る前にカゴを置けるスペースがある。まずはそこにカゴを置きましょう。そしてその時にサイフの中身をチェックし、1円玉、10円玉、100円玉は何枚あるか、などなどをチェックします。購入する商品合計を暗算するのは面倒なので行う必要はないですが、これくらいならできるでしょう。店員さんがバーコードを読み取り、合計金額が決まった時に「いくらなら小銭をキレイに払えるか」を前もって把握しておくのです。そうすることでお会計がものすごく速くなります。

2 お金を受け取ったらすぐ立ち去る

会計後はおつりやレシートを受け取ることでしょう。その時にすぐにサイフに入れてはいけません。その時にするべきなのはカゴをもって袋詰めの場所へ移動することです。サイフに入れるのはその後です。片手におつりを持って、もう一方の手でカゴを運びましょう。すると後ろの人へお会計のターンをすぐに受け渡すことができます。

3 使えるところでは極力電子マネーを使う

これはもうそのまんまです。コンビニが多いですかね。チャージは電車の待ち時間に余裕がある時にすれば良いので大した手間でもないと思います。しかもピッてやるのはとても最先端な感じで気持ちが良いです。

 

というものです。これを実践されている方はどのくらいいるのでしょうか。私が周りを見渡している限りはそんなにいないように思いますが。

 

と、いろいろ語ってきましたが、私がレジを選ぶ決め手は早そうな客のいるところです。ここで重要なのは結果的に早いかどうかでは無いということ。大事にしているのは精神衛生上への気遣いです。会計が遅い客の後ろに並んでしまった時は本当にイライラしてしまうので、早さよりも滞りなくスムーズに進んでいるさまを重視します。結局どこであろうとそんなに何分も時間が違ってくるわけじゃないですし。

で、いつも思うんですけど、一度レジの後ろに並んでしまって気づいたら隣の方が早かった!だったり、やってなかった隣が突然空いた!りしてもすぐに動けないですよね。個人的に、これが動ける人は凄い人だと思うくらいです。

 

みなさんも自分なりのレジ技術を習得し、みんなで早めようレジスピード!

 

レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術

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