散歩は趣味なのだが
夕方、時間があったので目星を付けていた自宅から徒歩30分くらいにある市民プールに行くことにした。徒歩で。行くと言っても泳ぐわけではない。初めてなので、どこにあってどれくらいで着いて、どんな感じの場所なのかを確認するためだ。実態調査兼散歩といった感じだ。
徒歩30分なのでたいしたことない距離。よく運動不足解消のため一駅分を歩いて帰る。それがだいたい30分。だからプールまでの30分も楽勝だと考えていた。
歩いて歩いて歩いた。
若干迷ったりもしたがなんとか着いた。かかった時間は35分くらいだった。時計を見た時は驚愕した。体感的にはもっとかかっていたように思えたからだ。
思えば、いつもの一駅分の30分徒歩とは違うところが今回はある。
それは目的地がわからないということ。
地図上でどこにあるかはもちろん分かっていたし、30分で着くことも分かっていた。が、途中どこまで進めばどれくらい進んだのかなど、進捗状況が分からなかった。不安な気持ちのまま前に進んでいった。
こんなことから得た教訓は「何事にも目的地を明確にする」ということ。着実に前には進んでいるのにもかかわらず、不安になってしまう。ゴールに近づいているのに辞めたくなってしまう、それは目的地がハッキリしていないからだ。よく言われることだが、こんな体験で改めて実感することになった。
そのせいか、帰りはものすごく速く感じたし、実際25分くらいで家に到着した。
が、ものすごく疲れた。
理由はよくよく考えてみると行き返りで合計1時間だったということ。
いつもの駅一つ分の30分だ楽勝っす、なんて歩くことに決めたのだが、帰りもあることを忘れていた。ただの自分のミスなのだが、そのせいでものすごく疲れた。
よーくちゃーんと考えなきゃね!