何もない一日じゃないはず

頭をひねれば、なにかは出てくる

最近は朝ごはんを食べてません

朝ごはんって食べなくていいんじゃないか。

「朝ごはんは食べよう」と叫ばれる昨今。私は朝ごはんを食べるのを最近は控えている。もともとは「1日3食も食ってられない」「金銭的な不安もあるし」ってことで昼ご飯を抜いていた。ほとんど後者の為だけど。すると昼飯を食べないことで、よくある昼食後の異様なまでの睡眠欲を抑えることができ、お金もでき、良いことがあった。が、やはりお腹が空いてしまうのだ。夕飯が来るまで本当に我慢の時間となる。15時16時あたりはとにかくやばい。どうにかコーヒーを飲んで空腹を誤魔化していたが、だんだんと「このコーヒーの分を食べ物に注ぎ込んだ方がいいのでは」とか「よくよく見てみるとコーヒーって見た目カラダに悪そうランキング上位だよな」「コーヒーが体に良いってことも聞くけど、さすがに飲みまくってちゃマズイよな」なんて思い始めて自分の食生活を改善する必要が芽生えてきた。私にとって大事なのはお金の確保で(というのも最近再びガンダムトライエイジブームが来てまして100円あったらバトルに行こう!的な感じなんですよねいい大人が悲しいですな)、節約したいからってことが生活の根幹となっている。であれば、抜いていた昼食を取るようにするという選択肢は考えられない。ダイエット的には夕飯を抜いたほうが良いらしいのだが、夕飯は人と食べることもあったり、なによりおいしいものを夜に食べることはこの上ない喜びでもあるからやめたくない。大好きなお米をたんまり食べたい。すると当然出てくるのが朝ごはんを辞めてみないか、ということだ。

何事も行動してみることが大切だと、さっそく朝ごはんを抜いてみた。とはいえ何も口にしなかったというわけではなく、豆乳を飲んではいる。豆乳は200mlのパックのやつでそれを毎朝1本飲んでいる。さてさて、どうであろう。

とてもいい感じだった。豆乳を飲んでいるからかそこまでお腹が空くということはない。また、朝起きてから昼食までの時間は人によるかもしれないが結構すぐで、「お腹が空いてきたな」となった時にはたいてい昼食の時間が迫っている。そこでパスタなり昼食を食べれば、夕飯までちゃーんともつ。夕飯の頃に良い感じにお腹が空いてくるのでストレスも無く、とても動物的で実に健康的であると言えよう。

また、朝はなにかと忙しいものだ。朝起きたら家を出る準備をし、電車に乗り、その日にやりたいことを始める。間延びするのは大抵午後で、午前中は空気もさわやかで刺激的だ。きっと多くの人がそうであろう。そのため、お腹が空いていることを忘れてしまうことが多くなる。ごはんを食べる以前のことで頭がいっぱいになるため、「空腹だやばい」「一瞬だけこのマックに寄ってハンバーガー食べたい」「ケバブ」なんて思う暇もない。これは昼過ぎには絶対に無理である。年明けに「今年は頑張ろう」と思っても頑張ったのは最初の何日間かだけで続かなかった経験があるだろう。切ない。だがここで注目してほしいのは「最初の何日間だけは続いていた」ということだ。これは1年間の話であるが、これを1日に置き換えてみる。すると午前中というのは1年で言う例の何日間に相当すると考えられる。だから1日のスタート午前中はしっかり頑張ることができるのだ。つまり頑張れているからこそ、お腹が空いていても大丈夫なのだ。朝はまだ気力が続いている。そんな朝に空腹という強敵と対峙させればいいだけの話なのだ。強いときに強い敵と戦うのは鉄則である。

 

ちょっと前に昼飯を抜いていてそれも結構いい感じだなあと思っていたのに、今や昼食はしっかりとって朝食を抜こう派に切り替えてしまったことから、今現在最高だと思っていてもコロッと逆方向へと変貌してしまうことが考えられる。しかし、大事なのは幸せかどうかで、その昔は昼食を抜いても幸せであったし、今も朝食を抜いて幸せである。どっちも私にとっては幸せな行為だったのだ。ある時ふと空腹を我慢していることに耐えられなくなったためにこの逆転現象が起こることとなり、その段階で昼食抜きはきっぱりやめた。昔こうだ!と決めたことに固執するよりも、今良い!と思ってることをやった方が幸せになれるのではないかと思う。

 

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