何もない一日じゃないはず

頭をひねれば、なにかは出てくる

2014年テレビドラマベスト10

年末ということで、今年私が見た日本の連続ドラマランキングを発表したと思います。

観ているテレビドラマ(2014年4月~) - 何もない一日じゃないはず

観ているテレビドラマ(2014年10月~) - 何もない一日じゃないはず

↑これが今年書いた観ているドラマについてのエントリです。全4シーズン書いてないあたりすみません。書いてあるやつ以外も観てます。

というわけでいきます。ちなみに各作品にコメントも付けますが、オススメする意味で書いているのでネタバレは無しです。

 

10位:Nのために(TBS)

まあ湊かなえですから。おもしろい話を書くに決まってます。キャストも豪華でしょう。チュートリアルの徳井さんが怖かった。すごい演技力。

 

9位:ブラック・プレジデント(フジ)

期待してなかったけど面白かったやつ。門脇麦を早速起用するあたりフジっぽいなーなんて思ったけど、やっぱり魅力的ですな。彼女だけがそんなに目立っていたわけでもなく(生徒の中では一番目立っていたのは確かだが)、学生が出ているとはいえ主にブラック企業と呼ばれる会社の社長の話だった。秘書が有能でして、あの社長は人を見る目があるなーとフィクションなのに感心してしまう。教訓めいててウザいと思う人もいるかもしれないが、ぐう正論ってやつである。怒りもエネルギーに変えて、自分も頑張ろうと思えた作品。一話完結なのも良い。

 

8位:明日、ママがいない(日テレ)

いろいろあったけれど、おもしろかった。子どもかわいい。三上さんのキャラが定まっていなかったように思えたがどうなのだろう。情緒不安定過ぎて、こんなひとはこの仕事向いてないんじゃないだろうか。言うほど暗い雰囲気でもなかった気がする。画面は暗かったけどな。子どもが可愛かったからかな。芦田愛菜はいた。

 

7位:アオイホノオ(テレ東)

なんだかイライラしてくるけどね。ホノオ君なにやってるのよーとツッコみまくった。というか感情移入していたから心配だった。ホノオ君を笑って我がふり直す。実は頑張っていたりもするんだけど。テレ東のドラマらしくふざけにふざけ倒していたがそれでこそこの話を表現できたのだと思う。OPのムロツヨシの顔を見るたびに私はテレビの前でマネしていました。アニメ業界に詳しかったらもっと面白いんだろう。もちろん知らなくてもじゅうぶん楽しめるぜ!

 

6位:昨夜のカレー、明日のパン(NHKBS)

ゆったりとした雰囲気で構えずに見ることができる。特に凄いことは起きない(いや起こるかも)日常系の話。「こんな幸せのかたちってあるんだな」と思った。OPは非常に食欲を誘うものであった。対して、本編でも食事のシーンは多かったがそこはメインでは無いように感じられたためかお腹は空かなかった。食卓を囲む人々の話なのだろう。ちなみにタイトルは「さくや」ではなく「ゆうべ」と読みます。

 

5位:私の嫌いな探偵(テレ朝)

私はふざけたドラマが好きなんですね。多くみているからかもしれませんが、何にも考えずに見ることのできるくだらないドラマを観ると安心するんです。これがそう。好き嫌い別れる剛力彩芽さんですが、彼女が良かった。玉木宏のツッコみは「のだめ」を思い起こさせる。楽しかった。パターン化しているからこそ安心し、笑える。ご存知の通り内輪ネタはウケます。この作品はそのくだらなさから視聴者はすぐにその内輪に入れるんです。だから面白い。観たからどうということは無いかもしれませんが、疲れた時にぜひ。また、剛力ちゃんの顔があまり好きではない人も、作中で玉木宏が何度も「ハトみたいな顔」と表現するのでストレス発散になると思います。ぜひ。

 

4位:ST赤と白の捜査ファイル(日テレ)

えーと藤原竜也岡田将生志田未来林遣都渡部篤郎瀬戸朝香、、、うんうんキャスト豪華だけど話は微妙ってやつね・・・と思ったら大間違い。毎週水曜日を楽しみに待っていたくらい面白かったです。最初はSTのその他4人要らないかなーと思いましたがおかげで主役二人が際立つ。スマホの画面が見えたり、犯罪捜査をバディでやる。片方は天才でもう片方は常識的、あれ?これ大人気海外ドラマであったような・・・?となりましたがこれはこれで面白かったです。イギリスでやってそうなシャーなんとかが好きならば、これも観てみると良いと思います。こういう可能性があってもいいかなーというつまりは別パターンとして観てください。映画も公開するようです。

 

3位:ロング・グッドバイNHK

原作を知らなかったり、他の映像化作品を観たことなかったからかもしれませんが、本当に面白かった。あの世界に引き込まれました。出てくる人みんながそれぞれのかっこよさを持っています。私はかねてからハードボイルドを目指しているのですが、この主人公はまさに私の目指すべき最終形でしょう。今の私はハラガヨワイドなのでぜんぜんくらべものになりません。

 

2位:ごめんね青春!!(TBS)

最高でした。終盤失速したような印象を受けたのですが、それは悲しい方向へ進んだからなのでしょう。悲しいといっても書かない部分は書かない、それが良かった。4話が最高でした。ふざけているだけでなく、ストーリーにも魅力がある。毎週日曜日が楽しみでした。

 

1位:続・最後から二番目の恋(フジ)

これを1位にするのはある意味卑怯なような気もしましたが、続編だからってだけじゃなくて今回もちゃんと面白かったです。細かな部分に見えるお互いを気遣う気持ち、「あそこでそうしたってことはこういうことだよね」っていう気づきが多かった。よくできてる。「恋愛で楽しいのは結ばれるまで」っていう今私が作った格言があるのですが、この作品はそれ。もう誰がどこからどう見てもお似合いでお互い好きあっているのにまだ一線は超えていない、そんあ二人を観てるのは楽しい。続編ということで増えたキャストも見事にマッチ。長谷川京子の不思議な雰囲気、好きだな~。

 

という結果になりました。ランキングはいくつかはすぐに決まったのですが、特に下位の方は順番は前後するってくらい微妙な差でした。

他にも面白かったのはたくさんあります。『HERO』も楽しく観ていたので、ランキングに入れられなかったことは悲しいです。『ビターブラッド』も佐藤健の魅力だけで乗り切ったと思います。他の刑事さんちょっと阿呆すぎたよね。小関裕太くんはこっちよりも『ごめんね青春』の方がイケてたね!

『ごめんね青春』を放送するからって『うぬぼれ刑事』の再放送が始まり再び観てみたのですが2回目でも面白かった。ダンスシーン(知らなかったらなんだそれって感じですよね)はテレビの前で一緒に踊ってました。

 

来年もいっぱいドラマみるぞー!!

 

(個人的には今年だけで『gossip girl』を全話観たという輝かしい記録を成し遂げました。あれ全部で何話あるんですかね。そして何時間あったのでしょう。数えたら恐ろしいことになりそうなので無視しておきます。3rdくらいまでは良かったのですが、それ以降はみんながクズすぎてイライラしました。ウソはばれるね。いやでも総じて楽しかったです。)