何もない一日じゃないはず

頭をひねれば、なにかは出てくる

ムカついた話をしないでくれ

完全な愚痴。

そしてこれ自体がムカついた話をするという絶妙なブーメラン。

 

困っちゃうことに、イライラした話とかムカついた話、誰々が間違っているとかそういう話をよくする人がいる。で、その人の話を聞いていると超ムカついてくる。その人もムカついてるんだから、これは「ムカつきの連鎖」だ。これを読んだ人がもし残念なことにムカついちゃったらまた連鎖しちゃう。ごめんね。

どういう話かって、例えば「この間車を運転している時に無理に入られた」とか「自信過剰な同僚がウザい」とか「電話での友人の対応」とかいろいろ。聞いてみるとたしかにムカつくというか、もし自分がそれを体験したらムカつくかもってレベル。

なら同感して一緒に「ムカつくよね~」とか言えばいいのだろうけどそうはいかない。同感を乗り越えてくる。なんかイライラが伝わってくるのよ。それが原因。

 

だと思ってたんだけど、たぶん違う。イライラが伝わって、その連鎖みたいな感じでムカつくんじゃなくて、その人自身にムカついてるんだと思う。

上に挙げたイライラした例を見てもこれって結構多くの人が納得するし同感するイライラ話だと思うのよ。もちろん僕も例にもれずそのうちの一人で合って、さっきも書いたようにきっとその状況にいたらムカついちゃうと思う。でもなんで「わかるわかる」って言わないでムカついちゃうかっていうと、その人自身をムカついてるから。

「お前だって強引な運転するだろ」とか「自信過剰な同僚以前にお前も自信過剰だろ」とか「電話で気が利かないのはお前もだろ」とかそっちに気が行っちゃう。それで「自分のことを棚に上げやがって!」ってムカつく。「店員に無愛想な対応をされた」って聞いても「お前の対応こそが無愛想だったのでは」なんて考える。責任は話し手にあると考えてしまう。ムカつく話をされたからムカついたんじゃなくて、その人自身にムカついてたって話。

 

となるとこの問題の解決は難しい。この人との付き合いをやめることしか手立てはないのか。わからない。

とりあえずこのエントリがブーメランにならなかったことだけは良しとしたい。結局だれが話しているか、が問題だという結論でした。

 

「怒らない体」のつくり方――自律神経を整えるイライラ解消プログラム